JRT四国放送

写真拡大

知人男性に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている男の裁判で、無罪を主張している被告に対し、検察は2月25日、懲役9年を求刑しました。

起訴状などによりますと、徳島市伊月町の無職の男・38歳は、2024年8月、同じマンションに住む当時76歳の知人男性に暴行を加えて死亡させた、傷害致死の罪に問われています。

被告の男は自ら出頭し、捜査段階初期の取り調べで殺意を否定したうえ、暴行は認めていましたが、裁判が始まって以降「私は暴力をふるっていません」と無罪を主張しています。

25日の論告求刑公判で検察側は、「金槌で殴ったという、犯人しか知りえない情報を知人に申告している」と指摘した上で、被告が出頭前に傷害致死罪の量刑や減刑について調べていたことについて、「犯人でなければ、検索して出頭し自ら犯人と供述する必要もない」などとして、被告に懲役9年を求刑しました。

一方で弁護側は「被告が暴行を行ったことを示す直接的証拠がない」「検索や出頭をもって暴行の犯人とは推認できない」などとして、無罪を主張しました。

判決は3月10日に言い渡されます。