「ひっ…!」激しく揺れる玄関ポストに恐怖が強まる。誰が、何のために…|お客様はストーカー【ママリ】

写真拡大 (全14枚)

このお話は、著者・ほや助(@hoyahoyasuke)さんの実際の体験談にフェイクを入れて描かれています。大学生だったほや助さんがドラッグストアアルバイトをしていたころ、ある男性客に執拗に付きまとわれます。友人に来てもらい、最近の不安なできごとについて話をしていたほや助さん。時間は真夜中の12時を回りました。そこに、予期せぬ訪問者が…。『お客様はストーカー』第34話をごらんください。

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

突然、激しく揺れ始めたドアポスト。いくら友だちが一緒でも、外の様子をたしかめるのは怖いですね…。さらに、誰かの甲高い笑いが聞こえます。

初めは以前のバイト先でストーカー行為を繰り返していた自転車男の仕業かと思っていた2人ですが、外から聞こえた笑い声を奇妙に思っています。

ストーカー被害者は「悪くない」自分を責めないで

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

©hoyahoyasuke

本作では、著者・ほや助さんがストーカー被害にあった実体験にフィクションを交えて描かれています。バイト先のドラッグストアに客として訪れた男性に、ほや助さんは執拗に狙われてしまいました。毎回、ほや助さんのレジに並び、手書きの領収書を要求。買い物が終わったあとは、店の外で何時間も出待ち…。異常な行動にゾッとします。

ところが、おおごとにしたくない店側は警察への通報をしないと決めます。すると、男性のストーカー行為はエスカレート。つきまとい行為が激しくなり、ある日、誰もいない路地で襲われそうに…。必死に逃げたほや助さんは、交番に駆け込み、ことなきを得ます。その後、警察の介入が功を奏し、男性のストーカー行為はピタリとやみます。ほや助さんは、ようやく平穏な日々を取り戻すことができました。

ほや助さんはストーカー被害にあっている間も、そして10年以上経ってこの作品を描いている今も、「被害者が悪い」という心無い言葉に悩まされたそうです。ですが、警察官の言葉の通り、被害者は何も悪くありません。

また、ストーカー被害は年齢・性別問わず起こり得ることだと、ほや助さんはこの作品の中で発信しています。他人ごとと思わず、自分ごととして考えることが大切。自身が被害に遭わないことはもちろん、傷つく経験をした人をさらに傷つけるような言葉を発しないよう肝に銘じたいですね。

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ