気象予報士・松浦悠真が推奨「暗号のような天気図もサクサク読める本」

気象予報士の松浦悠真氏が、自身のYouTubeチャンネルで更新した動画『【オススメ本】難解な天気図がサクサク読めるように！？天気図マスターしたいなら必読！【天気図のみかた】気象予報士解説』にて、気象に関する本『天気図の見方』を紹介した。松浦氏はこの本を通じて、天気図の基礎をしっかり学ぶことで「天気図が暗号に見える人でも分かりやすくなる」と解説している。

動画では松浦氏が「天気図をもとに将来の気象を予測するのが気象予測だ」とし、天気図にはさまざまな高度や気圧、例えば「500hPaや地上気圧の天気図がある」と説明。紹介した『天気図の見方』は、一般的に公開されている天気図や、テレビの天気予報で見られる地上天気図だけでなく、専門用語や高度別の天気図についても詳しく書かれており、「分かりやすく、詳しくなれる一冊」と太鼓判を押した。

本書は気象予報士試験の対策本としても非常に有益だと話し、「試験問題で出る天気図の問題に対応できる内容が詰まっている」と述べた。また、「コンピューターが弾き出した、計算結果をただ鵜呑みにはできない」とした松浦氏は、修正を加える必要性も解説されていることを力説。

動画の最後に松浦氏は、「天気図を理解することで予報の精度が高まり、そのずれや修正ポイントも把握できる」としつつ、「天気図を見る楽しさを感じてほしい」と視聴者に呼びかけた。また、『天気図の見方』はAmazonで購入可能であることを伝え、興味を持った視聴者には購入を勧めて動画を締めくくった。