躍動したドジャースの大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)

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◇MLB ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース9-0メッツ(日本時間14日、ドジャー・スタジアム)

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦は、ドジャースが9-0で快勝。1番指名打者で出場した大谷翔平選手は2安打1打点1四球の活躍をみせました。

初回、メッツ千賀滉大投手から3連続四球で好機をつくり、2アウト満塁からマックス・マンシー選手の2点タイムリーで先制。2回には1アウト2塁で迎えた大谷選手は、一二塁間を破るヒットで追加点をもたらします。大谷選手は「初回のマンシーのタイムリーが大きかった。2アウト満塁から四球でチャンスをつくったところでものにしたのが大きかった」と振り返りました。

4回は1アウト1塁の場面で左腕デービッド・ピーターソン投手と対戦し、打球速度187.4キロ(116.5マイル)の弾丸ライナーでフェンス直撃の一打。守備がもたつき、1塁走者のトミー・エドマン選手は一気にホームへ。「たまたま甘い球が来たので、いい打撃でした」と振り返り、「トミーもしっかり走ってくれていてよかった」と話しました。

またこの打席では、ファンから“MVPコール”が鳴り響きます。この雰囲気に「ホームの試合でしたけれど、ファンの歓声がすごくて、自分自身、より打席で強気に集中できる環境だった」と語りました。

打線は大量9得点。投手陣も先発のジャック・フラーティ投手が7回無失点の好投をみせるなど完封勝利。「本当にジャック(フラーティ投手)がすばらしい働き、ピッチングをして、オフェンスもすばらしい試合運びだった」と振り返りました。

初戦をとったドジャースは翌15日、本拠地でメッツとの2戦目を戦います。