ドジャース・大谷翔平&山本由伸「世界一に向かって頑張る」初POについて語る

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PHOTO:Getty Images

<2024年10月11日(金)(日本時間12日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 サンディエゴ・パドレス @ドジャー・スタジアム>

悲願のワールドシリーズ制覇を目指す「勝負の10月」はまだまだ終わらない。

大谷翔平(30)、山本由伸(26)が所属するドジャースはナショナル・リーグディビジョンシリーズ第5戦でパドレスを相手に2-0で勝利して4年ぶりとなるリーグチャンピオンシップ進出を決めた。

第3戦を終えた時点で1勝2敗と追い込まれたものの、そこから2勝を挙げて逆転し、地元ドジャースタジアムで進出を決めたということもあり、ドジャースのクラブハウスはお祭り騒ぎ。

恒例のシャンパンファイトで大谷、山本ともに勝利の美酒に酔いしれた。

そんな中で大谷、山本はともにインタビューに答えてくれた。

大事なこの試合で5回無失点。ダルビッシュ有(38)との日本人対決を制した山本は「自分の仕事ができて、チームが勝ててよかった」と安堵の表情を浮かべ、好投の秘訣を「初回からストライクゾーンにボールが投げられた」と分析。メッツと対戦するこの後のリーグチャンピオンシリーズでは「ひとつずつみんなで勝って、ワールドチャンピオンになれるように頑張る」と力強く語ってくれた。

そして大谷。この試合では4打数ノーヒットに終わったものの、第1戦では3ラン本塁打を放つなど、得点圏で勝負強さを発揮。そのバットが勝敗を左右することも多かったが、今回のインタビューでは「ホントに(山本)由伸やブルペン陣が頑張ってくれた」と投手陣をねぎらい、「圧倒的なピッチングだった」と山本の投球を絶賛した。

さらにチームの粘り強さにも言及し、メッツを相手にするリーグチャンピオンシリーズでは「初戦が大事だと思うので、そこに合わせて次に向けて頑張りたい」とコメント。勝利を喜びつつ、その視線は次の試合に向いていることが印象的だった。

悲願のワールドシリーズ制覇に向けてまた一歩近づいたドジャース。日本時間14日からはじまるリーグチャンピオンシリーズが早くも待ち遠しい。