【衝撃!中国トレンド】え、氷を焼いて食べる料理⁉話題沸騰の屋台グルメ「焼き氷」に挑戦!何だコレ⁉

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「4本足のものは机と椅子以外、何でも食べる!」ということわざの通り、本当に何でも食べてしまう中国の食に対する追究心には頭が下がりますよね。その中国で今流行っているのが、まさかの「焼き氷」なるもの。YouTubeSNSで話題沸騰中なんです。焼き氷って、氷を焼くってことですよね?何でそんなことするの??疑問符だらけの料理を実食して確認すべく、さっそく作ってみることに。

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中国で流行りの屋台グルメ「焼き氷」の材料と作り方

【材料】
氷…200g(ロックアイスでも角氷でもOKですが、一口大がおススメ)
ゴマ油…大さじ1弱
粗びき唐辛子…12g
お好きな醤…20g(今回は豆鼓醤)
白ゴマ…1g
青ねぎ(小口切り)…10g
※わたしが参考にした動画には分量が明記していなかったで、分量はオリジナルで考えました。



【作り方】※調理時間:1~2分
1. フライパンにゴマ油を引き、氷を入れます。



2. 唐辛子を振りかけます。



3. 白ゴマを振りかけます。



4. お好きな醤を入れます。



5. 青ねぎを入れます。



6. 材料が氷にくっつく程度に強火でさっと熱します。





7. 器に盛り付けて、出来上がりです。



唐辛子が一番多く付いている氷を口に含んでみると、まず氷の冷たさが来て、すぐに辛味と醤の味を感じるようになります。氷なので焼き立てでも全然熱くなく、口の中で次第に溶けていくことで、辛くて味のある水を含んでいるような気になります。醤はそのままなめると結構塩分を強く感じますが、氷について溶けた醤はおいしく感じられるので不思議です。まるで暑い季節に辛いものが食べたくなるのと、辛いものを食べて水を飲みたくなるのを同時に満たしているようです。

熱するとすぐに氷が溶けだすので、とにかくスピード勝負になります。実はポイントは氷を焼くことではなく氷に材料をまとわりつかせることですので、すぐに器に移してしまうのがポイントです。多少の水は絶対出てしまいますので、「溶けてきちゃった!」と焦ることはありません。唐辛子やゴマが足りないと思ったら、迷わずに後から振りかけましょう。

焼肉屋さんで網に火が燃え移ってしまったとき、その部分に氷を乗せて火を鎮めたことがみなさんもあると思います。一見炎が上がっているところに置いたら瞬時に氷が溶けてしまいそうですが、案外時間がかかります。多分、温度が上がった部分が水になりその熱を持ったまま網の下に落ちてしまうので、氷の表面は常に冷たいからすぐには溶け切らないのだと思っています。今回試す前に多くの人が焼き氷に挑戦している動画を見ましたが、元々の中国屋台は網の上で焼いていますので、挑戦するならBBQの時に材料後乗せで試してみるとよいと思います。焼肉屋さんでやるのは、さすがにちょっと迷惑ですので。
案外おいしくてクセになりますし、使う醤によって味も変わりますので、ぜひやってみてください!