大谷翔平、47号は「低い弾道だったので」角度19度“弾丸ライナー”でぶち込む!47‐48達成で勝利に貢献「勝てて良かった」

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大谷が角度19度の弾丸ライナーでの47号本塁打を振り返った(C)Getty Images

 前人未到の「50‐50」へまた近づいた。ドジャースの大谷翔平が現地時間9月11日(日本時間12日)、本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の第1打席で右翼席へ弾丸ライナーで運ぶ47号ソロを放った。

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 打球速度118.1マイル(約190.1キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)、角度19度の低弾道でスタンドまで運んだ。大谷はこの一発でメジャー通算218本塁打に到達。韓国出身のチュ・シンス(レンジャーズなど)が持っていたアジア出身選手最多記録に並ぶと、2006年のデビッド・オルティス(レッドソックス)のDHシーズン最多記録にも並んだ。

 第2打席では四球を選んで出塁し、二盗を成功させて今季48盗塁に到達。史上初の「47‐48」を達成した。3回二死二・三塁の好機で迎えた第3打席では、中堅への適時打を放ってマルチ安打を記録した。

 大谷はこの日、4打数2安打3打点の成績でチームの勝利に貢献。試合後『NHK BS-1』のインタビューに応え「連敗していたので、シリーズ最後、勝てて良かった」と喜んだ。

 2点を先制された直後に先頭打者アーチとなる47号を放ち「初回に失点して悪い流れを1点でも返して、いい流れをつくれたのかなと思う。良かった」と頷き、「低い弾道だったのでいってくれるかわからなかったですけど、手応えは良かった」と振り返った。

 48個目の盗塁については「毎回言っていますけど、いけると思った時に1個でも多く先の塁に。その後のタッチアップも良かったですし、積極的に次の塁を狙っていきたい」と話した大谷。

 残り16試合となり「接戦ちょっと多いですし、みんな疲れもたまってきていると思うので、なんとか粘って1勝でも多く積み重ねられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 チームは連敗を「2」でストップ。地区優勝へ向けて厳しい戦いが続いていくが、大谷が史上初の記録を更新する度にスタンドは湧き、勝利へも近づくはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]