日本通運が「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトを開始 第一弾として導入したのは・・
●先端技術導入による生産性の向上と人財の確保
少子高齢化による人口減少に加え、2024年4月から適用されたトラックドライバーに対する時間外労働規制の強化により、物流業界ではトラックドライバーや倉庫内スタッフなどの将来的な労働力不足が予想されている。このような状況下、先端技術導入による生産性の向上と人財の確保は大きな課題となっている。
●取り組み概要

日本通運は、先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入と職場環境の整備を通じて、これまで倉庫で働くことが困難だった人々の障壁を取り除くことを目指す「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始。
このプロジェクトの第一段階として、WHILL社の近距離モビリティを「WHILL」導入し、作業者の負担の軽減と生産性の向上を図る。
日本通運の倉庫で採用されたモデルはプレミアムモデルの「WHILL Model C2」で、オムニホイールなどで裏打ちされた安定感と小回りの高さが特徴であり、人間工学に基づいた設計により長時間乗っていても疲れにくい乗り心地を実現している。

また、「WHILL」とAGV(自動誘導車)、AMR(自律移動ロボット)などの無人搬送機を連携させることで、歩行困難者もピッキング作業などの倉庫内作業を可能とした。
さらに、多様な働く方々の視点を活かしたユニバーサルデザインのソリューションを提供するミライロと提携し、多様な働き方に対する意識の醸成と受け入れの準備を進めている。
今後は、本取り組みの複数拠点への展開を進めるとともに、さらなる多様性に対応できる「誰にもやさしい倉庫」を構築します。そして、将来的にはノウハウのソリューションサービス化を目指す。
