計5部門で2024年上半期No.1を獲得

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 全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月、上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2025」(24年1〜12月集計値)の中間発表でもある。ハードウェアの5カテゴリでNo.1を獲得したソニーに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。

●幅広い商品提案が強み



 「BCNランキング」の次の5部門で上半期No.1を獲得したソニー/ソニーマーケティング。

・ホームシアターシステム部門

・ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)部門

・携帯オーディオ部門

・ICレコーダー部門

・デジタルカメラ(ミラーレス一眼)部門

 このうち「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」ついて、「弊社のワイヤレスヘッドホンは、世界最高クラス ノイズキャンセリング(※)搭載のワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WF-1000XM5』をはじめとし、インナーイヤー型からヘッドバンド型まで、お客様の使用用途や好みに応じてお選びいただける、幅広い商品提案を行っており、それが高いご支持をいただいた理由と考えております」と、No.1獲得の理由を振り返った。

※左右独立型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2023年11月1日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る 2024年7月9日変更

 今後の意気込みについては、「今後もお客様の音楽視聴がより快適で楽しいものになるよう、魅力的な商品開発を行ってまいります」とコメントを寄せた。

●ソニーのイチ推し製品は完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」



 ソニーの今年下半期に向けたイチ推し製品は、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM5」という。

 推しのポイントは、「世界最高クラス ノイズキャンセリング(※)に加え、小型・軽量モデルでありながら、(ソニー独自開発の新ドライバーユニットにより)再現性の高い高音質を実現しており、お客様からも好評を頂いてることがおススメの理由です」とのこと。競争の激しいノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスイヤホンだが、ソニーの技術的な優位性に揺るぎはない。

※左右独立型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2023年11月1日時点、ソニー調べ、(JEITA)基準に則る 2024年7月9日変更