【ライブレポート】GLAY、MISIA、美 少年、緑黄色社会ほか豪華アーティストが能登チャリティライブで共演

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■美 少年+MISIA 、GLAY×Rockon Social Clubなど豪華コラボも続々披露!

令和6年能登半島地震の被災地復興支援を目的にしたイベント『PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-』が7月6日・7日の2日間、石川県産業展示館で開催された。イベントにはMISIAをはじめ、音楽シーンを代表するアーティストが数多く出演。能登への思いを込めた圧巻のステージが繰り広げられた。

初日(7月6日)は、MISIA、藤井フミヤ、緑黄色社会、Rockon Social Club、NARITA THOMAS SIM、 Little Black Dress、GLAY、美 少年が出演した。

まずスクリーンに映されたのは、能登の名物“のどぐろ”の被り物を被った明石家さんまのサプライズVTR。「北陸の方に元気を出すために、このイベントが開催されます。さんまがのどぐろに変装しながらお送りしましょう、それではチャリティスタートです!」とイベントの開幕を宣言し、約7,000人の観客から大きな拍手が送られた。

最初に登場したアーティストは、MISIA。まずは新曲「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」(日本テレビ系2024アスリート応援ソング)を初披露し、躍動感あふれるボーカルによって会場のテンションを引き上げた。

「能登復興支援ライブに本当にたくさんの方々集まっていただきました。ありがとうございます! そして今夜は素晴らしいアーティストの方に集まっていただきました。熱い思い、温かい思いがここに溢れています。思い合うこと、助け合うことは、未来への希望になると思います」と挨拶したあとは、「希望のうた」。強い思いが込められた歌声によって、会場は大きな感動で包まれた。

NARITA THOMAS SIMPSONとLittle Black Dressのコラボによる「冒険者たちのうた」、女性シンガー・Leolaの弾き語りによる「Let it fly」などが演奏された後、緑黄色社会のステージへ。ヒット曲「花になって」、そして、“能登のみんなのヒーローになりたいのさ”と歌われた「Mela!」で心地よい一体感を生み出した。

ここで日本テレビアナウンサーの忽滑谷こころが登場。MISIA、藤井フミヤ、Rockon Social Clubを呼び込み、音楽番組『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)の生中継へ。まずはラグビーワールドカップ2023フランス大会のNHKラグビーテーマソング「傷だらけの王者」(MISIA x Rockon Social Club)。さらに藤井、MISIAのコラボによる「夜明けのブレス」(チェッカーズ)が披露され、能登の復興支援を掲げたイベントの趣旨とともに全国の視聴者に届けられた。

美 少年の華やかなパフォーマンス、そして、美 少年+MISIAによる「Sing it」を挟み、再び Rockon Social Clubが登場。生々しいロックサウンドとともに新曲「ポイントちょうだい」など3曲を演奏した。ここでステージに呼び込まれたのは、30周年を迎えたGLAY。GLAY×Rockon Social Clubによる「誘惑」からはじまり、「SOUL LOVE」「HOWEVER」と名曲を次々と放った。ここでMISIAが登場すると、TERU(GLAY)が「Happy Birthday to You」をサプライズ歌唱。7月7日が誕生日のMISIAへの1日早いバースデープレゼントに、会場は祝福ムードに包まれた。

作詞・作曲を手がけた応援歌「YOUR SONG feat.MISIA」でポジティブなメッセージを響かせ、最後は「I’m in love」(GLAY)。エンディングでは出演者全員が登場し、“I’m just in love”の大合唱。MISIAは「このイベントをきっかけに、能登のみなさんに思いを寄せていただけたらと思います」と訴えた。

『PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-』2日目(7月7日)の出演は、MISIA、久保田利伸、元ちとせ、Little Glee Monster、NARITA THOMAS SIMPSON、EXIT、今市隆二、岩田剛典、THE RAMPAGE、Little Black Dress、氣志團、FRUITS ZIPPER、JO1。バンド、アイドル、ダンスボーカルグループからお笑いまで、ジャンルを超えたアーティストによる個性溢れるステージが繰り広げられた。

また、久保田利伸×MISIAによる「LA LA LA LOVE SONG」、MISIA×THE RAMPAGEのコラボによる「つつみ込むように・・・」など貴重なコラボレーションも実現した。

ライブの締めくくりはMISIAの「あなたにスマイル」。出演者全員が声を揃えて“あなたに smile いつまでも smile 届けよう smile,smile,smile”というフレーズを高らかに響かせた。最後に「能登に届け! PEACEFUL PARK!」とエールを送り、イベントは幕を閉じた。

能登半島で炊き出しを行うなど、被災地支援に積極的に関わってきたMISIAはイベント開催に際し、「“エンターテイメントの力”で被災地を元気づけ、心の支援、そして復興支援へと繋げていこうという想いから開催されるこのフェスで音楽を届けられることがとてもうれしいです」とコメント。その言葉どおり、被災地への復興支援とエールにつながる意義深いイベントだった。

このイベントは、NTTドコモ、リズメディア、LIVE FORWARD による「PEACEFUL PARK 実行委員会」(PEACEFUL PARK:インクルーシブな社会の実現と平和へのメッセージを発信することを目的に2023年に開始した音楽を中心とした祭典)が主催。ライブの他、チャリティグッズの販売なども実施された。

会場の周辺には北陸のグルメが楽しめる「PEACEFUL TABLE 2024 for 能登 by 北陸チャリティーレストラン」、輪島塗、織物など地元の企業による「応援消費マルシェ supported by NTT docomo」も設置。また8月31日まで「d 払い」「d ポイント」によるオンラインでの募金活動も行われている。イベントでの募金は、被災地域の復興・活性化のために「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付される。

PHOTO BY Junichi Itabashi、Santin Aki

PEACEFUL PARK公式サイト
https://peacefulpark.jp/

PEACEFUL PARK 募金特設サイト
https://peacefulpark.jp/pp2024_donate/