メ~テレ(名古屋テレビ)

気候変動がアカウミガメの生態に与える影響を調べるため名古屋港水族館で海に放流するカメに送信機を取り付ける作業がありました。

名古屋港水族館はアメリカなどの研究機関と共同で絶滅の危機にあるアカウミガメのより効果的な保護を目指し、気候変動が海で泳ぐ経路にどんな影響を与えているのかを調査しています。 7月アカウミガメ28頭を北太平洋中部に放流する予定で、18日は館内の研究施設で位置情報を発信する送信機を取り付ける作業がありました。 「今回の調査で新たな回遊経路がわかる。その行先でアカウミガメの保護に役立つような具体的な方策を立てたり、そういった材料になるような結果が出ることを期待しています」(名古屋港水族館ウミガメ担当 森昌範さん) 28頭は、送信機を使い約400日間泳ぐ経路が追跡されます。