訪問介護事業所が介護報酬約280万円を不正受給 県は5月29日付けで事業者指定を取り消す行政処分【徳島】
徳島市の訪問介護事業所が介護報酬を不正に受け取っていたとして、徳島県は、5月29日付けで運営会社の徳島市一宮町の「有限会社セリアスホーム」の事業者指定を取り消す行政処分を行いました。
徳島県によりますと、この会社が運営する徳島市の「セリアスホーム訪問介護事業所」は、2018年2月から2022年6月までの間に、提供していないサービスを提供した、あるいは実際よりも単価の高いサービスを提供した、などと偽り、介護報酬あわせて約280万円を不正に請求し、受け取ったということです。
関係者からの通報で、不正が発覚しました。
これを受けて県は、5月29日付けでこの事業者の指定居宅サービス事業者の指定を取り消す行政処分を行いました。
事業者は、県の聞き取りに対し不正を認め返済の意思を示しているということです。