ベトナム代表を解任されたフィリップ・トルシエ【写真:ロイター】

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ベトナムサッカー連盟が発表

 ベトナムサッカー連盟は3月26日、フィリップ・トルシエ監督と契約解除の合意に達したことを発表した。

 2026年北中米カリブ海ワールドカップ(W杯)アジア2次予選インドネシア戦で0-3と惨敗し、その日のうちに解任が決定。インドネシアのニュースサイト「inews.id」は「屈辱的な敗戦だった」と綴った。

 26日に行われたインドネシア戦で完敗を喫したベトナム。試合後にトルシエ監督と会談を行い、解任が決定。26年7月まで契約を残していたがU-23チームを含めての退任となった。

 2002年日韓W杯で日本代表を率いたトルシエ監督は昨年2月にベトナム監督へ就任。通算4勝10敗で1、2月のアジアカップでは日本とも対戦して、グループリーグ3戦全敗。アジア2次予選では1勝3敗でF組3位となり、自力での最終予選進出がなくなった。

 インドネシアのニュースサイト「inews.id」はベトナムサッカー連盟が発表したトルシエ氏の退任を伝えつつ「ベトナムにとって屈辱的な敗戦を喫した」と、東南アジア最大のライバルに敗れたことが大きな理由であると指摘した。(FOOTBALL ZONE編集部)