宝塚記念でGI4連勝となったイクイノックス(ユーザー提供:紀伊さん)

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 C.ルメール騎手がイクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)で天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)の2年連続5勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまで天皇賞(秋)に13回騎乗。18年のレイデオロ、19年と20年のアーモンドアイ、22年のイクイノックスで勝利し、武豊騎手の6勝に次いで現役2位の4勝を挙げている。

 今年はイクイノックスで人馬揃っての連覇を目指す。説明不要の現役最強馬。昨年の天皇賞(秋)を制して以降、有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念とGI4連勝中。あえて不安材料を挙げるなら、17年にキタサンブラックが勝った年のような極端な道悪になった場合だが、天気予報を見る限り、その心配もなさそうだ。勝てば02&03年のシンボリクリスエス、19&20年のアーモンドアイに続き、3頭目となる連覇。これまで1勝1敗の五分で、日本ダービーで敗れて以来の再戦となるドウデュースを倒し、改めて現役最強を誇示してみせる。