Microsoftは現地時間2023年9月7日、「Windows Community Toolkit バージョン8.0」のリリースを公式ブログで発表した。Windows Community ToolkitはUWPやWinUI 2&3などのアプリケーション開発時に、標準以外の関数やカスタムコントロールを使用できるユーザー主導の開発支援環境。特にGUIアプリケーション開発時は使用するコントロールを選択する場面で役立つ。
「Windows Community Toolkit Gallery」はMicrosoft Storeから入手可能
バージョン8.0ではパッケージ構造を再編して、新機能や新パッケージを搭載。たとえばアプリケーションの描画を再分配するGridSplitterは、コントロールのサイズを変更するContentSizerとPropertySizerを追加した。ただし、パッケージの命名変更や古い関数を削除している。これまでWindows Community Toolkit Galleryを用いていた開発者は移行時の注意が必要だ。前述した公式ブログでは、Windows Community Toolkit バージョン7.1を使用したプロジェクトに対する移行手順を紹介している。
