高音質はもちろん通話品質も向上

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ソニーは、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」を2023年9月1日に発売した。従来モデルから体積を約25%小型化したコンパクトボディーと、耳の内側にフィットする曲線形状のデザインを採用し、快適な装着性を実現した。

音楽への没入感を高めた

新開発の8.4ミリ・ドライバーユニットの内蔵による高音質と、AI(人工知能)技術を活用した高い通話品質などが特長。

「統合プロセッサーV2」、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」、2つのプロセッサーを組み合わせた「デュアルプロセッサー構成」により、低音域のノイズキャンセリング性能が向上。日常生活での中高音域のノイズから、電車や飛行機など低音域の騒音までをカットし、音楽への没入感を高めた。

AIの機械学習によりユーザーの声と環境ノイズを分離する「高精度ボイスピックアップテクノロジー」、発話時の骨伝導音を検知する「骨伝導センサー」による、同社史上最高だという通話品質を実現している。

そのほか、「YouTube」や「360 Reality Audio」などの立体音響コンテンツの動画を視聴時に、頭の向きによって音の聞こえる方向が変わる「ヘッドトラッキング」。電話の受話/拒否など、頭を振ることで操作できる「ヘッドジェスチャー」などの機能を搭載する。

通信方式はBluetooth 5.3。A2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP各プロファイル、SBC、AAC、LDAC、LC3各コーデックをサポートする。コンテンツ保護「SCMS-T」に対応する。

イヤーピース(SS/S/M/Lサイズ)、充電ケース、USB Type-Cケーブルが付属する。

カラーはブラック、プラチナシルバーの2色。

市場想定価格は4万2000円前後(税込)。