300馬力超えの「爆速GR86」出た!? 新型「SCR1」米で発表! 45分のフルスピード走行で魅せる

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45分のレース走行が可能

 カナダのScalar Performanceは、米・ラスベガスで開催された世界最大級のカスタムカーショー「SEMAショー2022」において、EV(電気自動車)のレーシングカー「SCR1」を2022年11月1日に発表しました。

カナダのScalar Performanceが開発したEVレーシングカー「SCR1」

 SCR1はトヨタ「GR86」のボディを用いているものの、800VのEVパワートレインを搭載。最高出力は328hp・最大トルク345lb-ftを発揮します。

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 最高速度は165mph(約265km/h)、0-60mph(0-96km/h)加速タイムは3.9秒。シングルモーターが搭載され、後輪を駆動します。

 搭載される駆動用バッテリーの総電力量は65kWhで、45分のレース走行が可能です。20分未満でフル充電することができるといいます。

 ボディは8点式ロールケージで補強されたほか、トルセンLSDやオーリンズ製の専用サスペンションを装備します。

 Scalar Performanceによると、全米自動車スポーツ協会(NASA)が承認した初のクラブレーシングEVになったということです。

 SCR1のファーストエディションは10台限定で生産され、2023年夏にサーキットデビューするとアナウンスされています。