シャルル・アズナブールが来日時に貰って喜んだ意外なプレゼント
ＣＢＣラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』で番組1曲目にかけるのは、その日が誕生日のアーティストの曲です。5月22日に誕生日を迎えたアーティストについて紹介します。
リバイバルヒット
「今日の誕生日男と言えば、嶋大輔さん、58歳です。曲はもちろん『男の勲章』。よろしくお願いします」（Aさん）
「『男の勲章』自体は『今日から俺は!!』というドラマで知り、あとからYouTubeで知りました」（Bさん）
もともと「男の勲章」は1982年に石立鉄男さんが主演したドラマ『天まで上がれ』（日本テレビ）の主題歌で、『今日から俺は!!』では出演者たちによる"今日俺バンド"が主題歌としてカバー。若い世代の人にはカバー版の方がお馴染みでしょう。
40年前の思い出
小堀「ロックンロール循環コードで単純だけどいい曲ですよね」
嶋大輔さんは1981年、横浜銀蝿の弟分としてデビュー。
デビュー曲は「ツッパリハイスクールRock'n Roll（試験編）」で、1982年には「Sexy気分の夜だから」でソロ歌手としてデビューしました。
当時のこんな思い出話も寄せられました。
「高校1年の最初の中間テストが終わり、ちょうどこんな季節の時でした。新入生合宿でレクリエーション。隣のクラスの男子がラジカセでこの曲を流して、ホウキをギターに見立てて熱唱」（Cさん）
小堀「時代ですねえ」
「その子の名前はコウスケと言うんですけども、それ以来、ダイスケと呼ばれるようになりました。いやあ懐かしい」（Cさん）
小堀「そのダイスケは今頃どうしてるかなあ」
少年隊のリーダー
5月22日が誕生日のアーティストはその他にもいます。
「少年隊の錦織一清さんの誕生日です。もう57歳です。デビューシングル『仮面舞踏会』をよろしくお願いします」（Dさん）
「高校生の時に少年隊の『仮面舞踏会』デビューイベントで、三重県津市のデパートでレコードを買って握手してもらったのを思い出します。ニッキは歌もダンスも圧倒的にうまかったです」（Eさん）
1985年にデビューした少年隊は、錦織一清さん、植草克秀さん、東山紀之さんから成る3人組のアイドルグループ。リーダーの錦織さんのニックネームはニッキでした。
錦織さんは現在つかこうへいさん原作の舞台演出を、ジャニーズの後輩たちのために手掛けて活躍中です。
根強いファン
「ニッキとカッちゃん（植草さん）が事務所を辞め、事実上の解散状態になってしまいましたが、まだ少年隊の名前は残っています。
十代の頃からファンの私は、まだ諦めきれず再活動を望んでいます。30年以上前の曲もなかなかのカッコよさがあります」（Fさん）
「少年隊のリーダーとして一世を風靡して、テレビドラマ、舞台を中心に俳優としても活躍した錦織さん。少年隊と言えば『仮面舞踏会』ですが、今の錦織さんの歌声も素晴らしいです」（Gさん）
小堀「結構渋くいいの歌ってますよ」
シャンソンの大物が喜んだプレゼント
「今日のバースデー・アーティスト、シャンソン歌手のシャルル・アズナブールさん。94歳で亡くなり、日本公演も行われましたが、『帰り来ぬ青春』をお願いします」（Hさん）
「シャルル・アズナブールさん、今日で誕生98年目になりますが、4年前の9月に来日公演をされ、ほんの数日後に母国で急逝されました。
私は『帰り来ぬ青春』の英語版、『Yesteday When I Was Young』を思い出します」（Iさん）
名古屋にある、100メートル道路と呼ばれる若宮大通り、吹上付近にシャンソンの聖地と呼ばれる「カフェ・コンセール・エルム」というシャンソン・ライブハウスがあります。
そこの加藤修滋さんという方がアズナブールさんと懇意だったそうです。
ここで加藤さんがアズナブールさんに贈って一番喜ばれたプレゼントの話を披露する小堀。
「それは樹脂でできているハイパー孫の手で、長さが調整出来て背中がかきやすい。
無茶苦茶喜んで持って帰ったんだけど、後日手紙が来て、友達も欲しがるので何本か送ってくれっだって。やっぱしフランス人も背中かゆいのかなあ」
（尾関）
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
2022年05月22日10時04分〜抜粋（Radikoタイムフリー）
