マリウス葉、芸能界引退報道で思い当たる数年前から起きていた異変

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 人気アイドルグループ・Sexy Zoneのメンバーであるマリウス葉が芸能界を引退する見込みであることを4月20日、ニュースサイト「FRIDAY DIGITAL」が報じた。

 マリウス葉は、20年12月に体調不良を理由に芸能活動を休止しているが、同記事によるとマリウスの一家の知人の証言として、休業を発表した時点でもう芸能界へ復帰する気持ちはなかったという。今年1月下旬にマリウスは留学していたヨーロッパの大学から一時帰国。そこでジャニーズ事務所と話し合いの場が持たれたが引退の意向は揺るがなかったそうで、今の目標は兄と一緒にビジネスをすることだという。

 取材班は父親にも話を聞こうとしたが、事務所の退所については「あまり話したくないです」と返され、芸能界引退については「ノーコメント」という回答だったという。

 ネット上では《本人や事務所のコメントがないと何とも言えない》といった声もあがっているものの、《えー! 本当なら寂しい! 5人そろう姿を見たかった!》《マリウスくんのプレッシャーになってほしくないと“待ってる”とは言わないようにしていたけれど、帰ってきてほしいのが本音》《やりたいことがあり、方向性が決まっているならいいのではないかと思う。成長するにつれ、考えも希望も変わって行くのは誰にでも起こり得る》など惜しむ声や応援する声が殺到した。

「マリウスには活動休止前から不穏な情報が何度か流れていました。18年にSexy Zoneとしてメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ』(日本テレビ系)終了後に、『ジャニーズを辞めたい』と関係者に泣きながら訴えたと翌年6月に報道され、20年に芸能活動休止を発表した際には、その背景として処方薬過剰服用で緊急搬送されていたことを報じられています。

 マリウスが不安定になってしまった原因は、14年から15年にSexy Zoneが5人体制から3人体制となり、そこにマリウスが漏れてしまったことや後輩グループの売り出しで事務所内でのSexy Zoneの仕事が減ったこと、18年にメンバーの松島聡が突発性パニック障害を患い、約2年の活動休止を余儀なくされたことにショックを受けたなど、いろいろと取り沙汰されており、複数の要因があったと考えられます」(芸能記者)

 振り返れば、芸能界引退は時間の問題だったのかもしれない。

(柏原廉)