苦しい時にもぎ取った今季リーグ初得点 フィルミーノの穴を埋めるのはこの男か
プレミアリーグ第11節でリヴァプールとウェストハムが対戦し、2-3で今季初黒星を喫した。リヴァプールの2点目を決めたディボック・オリギは、今季リーグ戦初ゴールを沈め、ゴール前での技術の高さを見せつけた。
1-3とリードされ、迎えた76分にディオゴ・ジョタに代わって途中出場を果たしたオリギ。最前線で身体を張りながら強さを見せるだけでなく、低い位置に下がってボールを受けるなど3トップの中央で起点となる。
すると83分、ジョーダン・ヘンダーソンの縦パスを受けたトレント・アレクサンダー・アーノルドのトラップは相手DFにクリアされるも、こぼれ球を拾ったオリギが左足を振り抜く。ボールはゴール右隅に決まり、ゴールネットを揺らして1点差に詰め寄った。
オリギはこれが今季のリーグ初得点となった。南野拓実と同様にカラバオカップで主力として活躍し、得点も決めてアピールを続けていた同選手。少ない出場時間で結果を残し、苦しい状況下で唯一の明るい話題と言えるだろう。
ロベルト・フィルミーノがハムストリングを負傷して1ヵ月ほどチームを離脱することが決定的であり、厳しい状況下に陥っているリヴァプール。オリギが好調をキープできれば、貴重な得点源の1人として活躍が期待できるだろう。今季初の敗戦で4位まで後退したリヴァプールだが、オリギがチームをけん引する姿も見られるかもしれない。