「メッセージ」アプリに届く鬱陶しい広告や迷惑なメッセージ…… できる対策は?:iPhone Tips

「メッセージ」アプリに興味のない広告や迷惑メッセージが届いたことはありませんか? なかには宅配業者や携帯会社を装った巧妙な「なりすまし」メッセージもあり、騙されて添付されたリンクを開いてしまうことも。こうした悪質なメッセージへの対策は、各キャリアの迷惑メールフィルタが基本ですが、実はiPhoneでも設定を行えばある程度防ぐことができるんです。今回はその方法をご紹介します。

「不明な差出人をフィルタ」で迷惑なiMessageを振り分け

「連絡先」に登録していない相手から送られる「iMessage」(Apple製品から送られてくるメール)は、「不明な差出人をフィルタ」という設定でそれ以外のメッセージと自動で振り分けることができます。振り分けられたメッセージは通知がオフになるほか、添付されたリンクを開けないようになるという効果があります。

この設定を利用するには、「設定」を開いて「メッセージ」をタップし、「不明な差出人をフィルタ」をオンにしましょう。

▲「設定」の「メッセージ」を開きます(左)。「不明な差出人をフィルタ」をオンにします(右)

「連絡先」に登録していない相手からiMessageが届くと、「不明な差出人」に振り分けられます。ただし、キャリアメールやPCメールからのメッセージは振り分けができないので注意が必要。これらは次の方法を使って対策しましょう。

しつこい迷惑メッセージは着信拒否でブロック

特定の相手から何度も迷惑なメッセージが送られてくる場合は、その相手をブロックした方がよいでしょう。ブロックするには、まずそのメッセージを開き、画面上部の相手の連絡先をタップします。続いて「情報」をタップ。

▲メッセージを開き、画面上部に表示されている相手の連絡先をタップ(左)。表示された「情報」をタップ(右)

「詳細」画面でもう一度相手の連絡先をタップし、続いて「この発信者を着信拒否」を選択し、「連絡先を着信拒否」をタップしましょう。

▲相手の連絡先をタップ(左)。「この発信者を着信拒否」をタップし、「連絡先を着信拒否」をタップ。メッセージのほかに、電話やFace Timeの着信もブロックされます(右)

「メッセージ」で着信拒否にした連絡先は、「設定」の「メッセージ」で「着信拒否した連絡先」を開くと確認できます。

今回紹介したのは、iPhone上でできる限定的な対策。PCメールやキャリアメールから大量に迷惑なメッセージが届くという場合は、各キャリアの迷惑メールフィルタを設定することをおすすめします。

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