キリアン・ムバッペの次なる活躍の場は何処だろうか【写真:Getty Images】

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スペイン発の情報として英紙が報道 代わりにサラーをレアルに放出?

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、ASモナコでのブレークをきっかけに飛躍を遂げ、20歳にして押しも押されもせぬスーパースターへと成長した。

 同胞のジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリード移籍の噂が絶えないなか、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプールもムバッペの獲得を目論んでいるようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 ムバッペは2015年12月にモナコでプロデビューを飾ると、16年2月には17歳でプロ初ゴールをマーク。16-17シーズンには主力に定着すると、03-04シーズン以来となるCLベスト4進出に貢献し、その名を一気に知らしめた。17年夏には国内屈指の強豪であるPSGへと移籍。ブラジル代表FWネイマールらスター選手とともに、中心選手としてプレーしている。

 ムバッペの現行契約は2022年6月までとなっているが、かねてからレアルのトップターゲットと噂されており移籍報道も過熱。一方のPSGも、若きスーパースターの移籍を阻止するために巨額の年俸を提示するプランを立てていると、先日報じられていた。

 そうしたなかスペインメディア「エル・デスマルケ」の情報として、昨季CL王者で今季開幕からプレミアリーグ首位を快走するリバプールが、2億1500万ポンド(約300億円)の超高額オファーを準備しているという。そして同クラブの幹部らは、エジプト代表FWモハメド・サラーをレアルに“代替案”として提示し、ムバッペ獲得に向けて“天文学的数字”をオファーしようとしていると伝えた。

 さらに年俸も、バルセロナのスターであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシをも上回る3400万ポンド(約47億円)を超える金額を提示する可能性もあるとされている。世界中から注目されるムバッペの去就問題。今後の動向から目が離せない。(Football ZONE web編集部)