金属積層造形の歪み、10分の1に抑制する新工法とは?
新工法はワークの高さ5ミリメートルごとに温度制御の工程を入れる。マルテンサイト変態と呼ばれる金属の体積変化を活用し、残留応力を抑える。
ステンレス合金で造形寸法が80ミリ×80ミリ×35ミリメートルのワークを使った自社テストでは、従来300マイクロメートル(マイクロは100万分の1)だった歪みが、新工法では30マイクロメートルに抑えられた。また、これまで特に寸法の大きいワークは割れが課題だったが、248ミリ×248ミリ×42ミリメートルのワークでも、歪みを10分の1に低減したという。
金属プリンターはレーザー光などで材料である金属粉末を溶融、凝固し造形していく。高温から常温になる際、膨張していたワークが収縮し、歪みや割れの原因になる。
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