漫画家でタレントの蛭子能収

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バラエティー番組で活躍する漫画家・蛭子能収が、長編映画で初主演を務めた作品、「任侠野郎」が完成した。

試写イベントが4日、都内で開催され、キャストや制作陣による舞台あいさつも実施された。

イベントが進むと、話題にあがるのは、元ヤクザの主人公に扮した蛭子のことばかり。キャスティングの狙いや破天荒すぎる撮影エピソードが次々と明かされた。

脚本家の福田雄一氏は「(蛭子を主人公に据えたのは)大きな間違いを作ることが狙い。わざと間違えた」と明かし、印象をずらすことが目的だったという。「分かりやすく言えば、パンティを被っているカッコ良いヒーローみたいな…」と例えて、笑い出した。

メガホンを取った徳永清孝監督は、蛭子の演技について「前半は違和感がある」とキッパリ。「でも、後半にいくにつれてカッコ良くなるから大丈夫」とコメント。計算した仕上がり部分を語った。

ヤクザ映画を任された、蛭子。「お願いされた仕事は、基本的に引き受ける」という自らのスタンスを改めて披露。撮影中は「(ヤクザになりきる仕事は)本当に後悔している」と何度もぼやいていたようで、その様子を真似されると、タジタジになっていた。

徳永監督は、最後に「ヤクザ映画って、男くさい感じもあるが、実は、女性の演技が目立ったりもする」と伝え、本作の味付けを口にしていた。

なお、ステージに上がった他のゲスト陣は、やべきょうすけ、トリンドル玲奈北原里英(NGT48)らの顔ぶれだった。

蛭子能収、初主演の映画「任侠野郎」は、6月4日に公開。

▼ 映画「任侠野郎」予告編




▼ やべきょうすけ





北原里英(NGT48)



▼ 徳永清孝監督



▼ 脚本家の福田雄一氏



▼ (左から)北原里英蛭子能収トリンドル玲奈

映画「任侠野郎」完成披露試写会より


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