松坂大輔投手との交渉締め切りが米国時間14日に迫っているレッドソックスの地元紙「ボストン・ヘラルド」紙の電子版は6日付けで、ウィンター・ミーティングでの交渉状況をリポート。代理人を務めるスコット・ボラス氏は「締め切りまでに交渉が成立すると思うか?」という記者の質問に対して、「代理人の仕事は、金を払う側ではない。年俸を払うのは、球団。球団が決断することだ」と一蹴。歩み寄りの姿勢は全くなさそうだ。同紙によると、代理人側が年俸1200万ドルを要望しているのに対して、球団側は年俸900万ドルで5、6年の契約を提示しており、双方の隔たりは未だ埋まらない状況にある。

 また、同紙は、西武が入札金5100万ドルの一部をレ軍に払い戻し、松坂の年俸の不足分に当てるという裏工作に対して、「松坂の入団を助けるために、西武が払い戻すことを禁止する法則はどこにもない」という同代理人の強気な見解を伝えている。【USA通信】