日本の韓流人気は、韓国語学習者の増加という結果を生み出したようだ。

聯合ニュースは29日、日本の報道を引用し、日本で1993年から始まった「ハングル能力試験」の応募者数が、昨年は2万80000人に達したと伝えた。ハングル能力試験は在日韓国人が設立した試験。応募者数は、10年前より5倍近く増加したという。

韓国教育科学技術省傘下の国立国際教育委員会が主管する「韓国語能力試験」も、昨年は日本の応募者数が1万3000に達し、10年間で約4倍になった。各試験の応募者は、K-POPや韓国ドラマなど韓流コンテンツを消費する層の女性が80%を占めるという。

また、日本で韓国語を教育している高校は2010年3月末の時点で420校に上り、10年前より3.2倍増加した。英語以外の外国語を教育する学校の増加率は2.1倍で、韓国語を教える学校の増加率の方が高かった。

韓国語を教育する大学も増加した。2010年3月の時点で韓国語を教育する大学は450校で、2002年3月より1.6倍増えた。東京など首都圏5カ所で韓国語の授業を開講している新大久保語学院の場合、受講者数は5年前より3倍になり、現在は1500人が在学しているという。

国際文化フォーラムの関係者は、韓国語学習者の増加について「昔は成人女性が韓流消費者層だったが、少女時代やKARAなどK-POPブームにより、2009年以降は10代まで韓流ブームが拡散し、韓国語に対する関心が高まっている」と説明した。

参照:聯合ニュース

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