広東省広州市で最近になり、60代男性が自ら尿道内に電線を挿入して、抜けなくなって手術を受けた。電線の長さは1.1メートルあった。性的快感を得ようとしての行為だったという。広州日報が報じた。

 苦しんでいる男性を、親族が病院に運んだ。医師が診察すると、端の部分の約10センチメートルを残し、電線が尿道に挿入されていた。電線は内部でもつれて、抜くことができなくなった。電線の長さは1.1メートルあると分かった。

 医師によると、電線や箸(はし)、クリップなどの異物を尿道など体内に挿入して抜けなくなった患者は男女ともにそれほど珍しくないが、これほどまでに長い異物の例は初めて。「幸いなことに、感染症はなかった」という。

 医師らは、切開手術で男性の体内から電線を取り出した。術後の状態は良好だが、まだしばらく入院しての観察が必要という。

 同男性が尿道内に異物を挿入して手術を受けるのは、これが2回目という。(編集担当:如月隼人)