まずは家で言う玄関にあたる部分をキレイにする

 当然のことながら、車内には汚れがどんどんと溜まっていくのだが、不思議と多くの人が「うちのはそんなに汚れていない」という。徐々に汚れていくので、わかりにくいのだろうが、もちろん実際には汚れているから注意が必要だ。今回は、なんとなくではなく、きれいに見える5つのポイントを紹介しよう。

1)ドアの開口部

 ここはドアを開けたらまず目につくところ。さらに泥などがつきやすい場所で汚れやすくもある。サイドシルの部分を中心にきっちりときれいにしてやろう。まずは玄関からといった感じだ。

2)シート

 シートというのはよく考えたら、常に人の体が触れ続けていて、汗などがどんどんと染み込んでいく。でも、洗ったりはしない変な存在である。それだけに次第に黄ばんだりしているのだが、柄や色が付いているのでわかりにくいだけ。丸洗いは難しいが、表面のクリーニングだけでも行ってやるといい。

3)インパネの上部

 正面は汚れが目立つのできれいにする人も多いが、上の部分は手が届きにくいこともあって放置されていることがある。ホコリが溜まっていることが多いので、マメに拭いてやろう。

見た目だけじゃなく臭いにもこだわってほしい

4)カーペット

 家でいうところの絨毯だけに、汚いと車内全体が汚れたように見える。目立たない場所とはいえ、きれいになると全体もしまった雰囲気になる。

5)手で触るところ

 ステアリングやシフトなど手で触るところは汚れやすいのは当然なのだが、放置しているとギトギトしたりして、なんとも不潔。そうなると車内全体が不潔に思えてくる。硬く絞ったタオルでいいので、マメに拭いてやろう。

番外)消臭

 人間は嗅覚と視覚はリンクしていると言われる。臭いものは汚くなくてもそう見えるし、実際に汚いと実際以上に汚く見える。ということで、車内清掃の総仕上げには消臭を行なおう。