文在寅大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
◇文大統領の支持率58% 2週連続下落

 調査会社の韓国ギャラップが26日発表した世論調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週に比べ4ポイント下落した58%だった。不支持率は5ポイント上昇の32%。支持率が50%台に落ち込んだのは、今年3回目の南北首脳会談前の9月第2週以来。韓国ギャラップは「(国会の)国政監査が中盤に差しかかり、各官庁でさまざまな問題が明らかになったことや、成長鈍化と雇用不振など経済問題に再び関心が集中したことで懸念が高まったようだ」と分析した。

◇完成車メーカーの業績不振 部品業界を直撃

 韓国の完成車メーカーが業績不振に陥り、自動車産業全体が酷寒期を迎えている。韓国の自動車産業の特性上、完成車メーカーの危機は協力会社や部品会社にも広まり、結局は産業競争力の弱化につながるため、業界の懸念が高まっている。

◇韓国総合株価指数が続落

 6日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は続落し、前日終値と比べ36.15ポイント(1.75%)低い2027.15で取引を終えた。4日連続で年初来安値を更新し、2017年1月2日(2026.16)以来の安値となった。