歌にダンス…最初は苦手意識もあった!?



――おふたりとも、ミュージカルで高い評価を得られていますが、キャリアの中ではミュージカルに挑戦したのはわりと最近ですね。映像作品とは異なる、舞台上で歌って伝えるミュージカルならではの魅力や面白さを教えてください。

小池　僕自身、最初はこんなにミュージカルをやることになると思っていなかったし、どちらかというと苦手意識が強かったんです。でも実際に演じる側になって勉強を始めて、いろんな作品を見始めると、どんどん引き込まれました！

――具体的にはどんな部分に？

小池　最初は「なんで芝居中に歌うの？」とか思ってたんですけど（笑）、そうじゃない！ すべての意味がちゃんと楽曲に乗せられていて、ちょっとした半音の違いやテンポアップで感情が現れる。そこにまったく無駄がないんですよ。




――俳優としても、かなり鍛えられる場なのではないかと思います。

小池　最初はどんなトレーニングを積んだら、この状況でこれだけ歌い上げられるんだ!? と圧倒されましたね。プロフェッショナルが集まった、エンターテイメントの集大成だなと。鍛えていないとできないものであり、役者として舞台に立てる喜びは年々増してますね。
三浦　僕が最初に見たミュージカルは、地球ゴージャスの『クラウディア』でした。みなさんが躍動感いっぱいに、はつらつと歌って踊っていて、稲妻に打たれたような感覚に陥りました。それまでも、歌や踊りはレッスンで少しかじってはいたんですけど、苦手意識があったんですよ。

――それが変わった？

三浦　うらやましくなりましたね。小池さんがおっしゃったように、歌とダンスが感情にぴったりと合っていて、すごくわかりやすく伝わってきたんです。僕らお客さんも一緒に連れて行ってくれるような…。よく「お客さんと一緒に作品を作る」と言いますけど、それがいまになってよくわかります。

――舞台上と客席が一体になって、特別なものが生まれる瞬間がある？

三浦　いいときは、お客さんがその作品の世界観に身を投げてくれるような感じになるんですよね。ただ、今回の作品に関しては、とにかく曲がいいのはわかり切ってるから…僕らが頑張らないといけないですよね。
小池　そうなの。ハードルが高いんだよ！（笑）



忙しい日々の中でリラックスできる時間は？



――意外にもおふたりは初共演なんですね。

三浦　挨拶をさせていただいたことはあったんですけど…
小池　ちゃんと話したのはポスタービジュアルの撮影のときが初めてだよね。

――どんなお話を？

小池　僕、ドラマが大好きだから、ちょうど春馬くんが出てるドラマ『わたしを離さないで』（TBS系列）も見てて「面白いよ」って。それから、いまちょうど僕がやってるミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』でも、『キンキーブーツ』で一緒になる人がいて、春馬くんは「寂しい」って（笑）。
三浦　ホントですよ。稽古が始まるころにはみなさん、すでに関係性ができあがってて、僕ひとりだけ蚊帳の外なんじゃないかって（苦笑）。
小池　「昨日もみんなで飲んだよ」とか連絡したり（笑）。最近、そうやって“春馬イジリ”をするのが楽しいです。

――ちなみに、お互いになんて呼び合ってるんですか？

三浦　「小池さん」と「春馬くん」ですね。
小池　もう普通に下の名前で呼んでくれていいのに（笑）。
三浦　徐々にですね（笑）。
小池　これで始まったら、きっとすぐタメ語で「おい」とか言われるんですよ（笑）。「ちゃんと歌えよ！」とか？
三浦　「ちゃんと歌えよ」ってひどいね（笑）。よほど歌ってなかったんだろうね（笑）。

――ただでさえお忙しいおふたりですが、稽古が始まるとさらにハードな日々が続きます。そんな毎日のなかで、リラックスできるのはどんなときですか？

小池　僕は完全に毎晩の晩酌ですね。晩酌しつつ、録りためていたドラマやバラエティ番組を見てダラダラと（笑）。ミュージカルって、出演者やスタッフが多いので、どうしても気が張ってしまって、帰るとヘトヘトになってるんです。そういうときは家で一杯！（笑）
三浦　僕は、カフェに行くことですかね。




小池　オシャレやな…俺、晩酌やで？（笑）
三浦　お気に入りのカフェで、ゆっくり本を読んだり。あとは、最近はいいヘッドフォンを買ったので、いい音で音楽を楽しんだりしてますね。
小池　いちいちカッコええな！
三浦　気取ってるでしょ？ たまには気取らせてよ！（笑）

――共演者のみなさんで飲みに行ったりすることもあるんですか？

小池　ありますよ！ 始まったら（三浦さんも）連れていきますよ！ 強制連行です（笑）。

――三浦さんはお酒は飲まれるんですか？

三浦　好きです！ ぜひ！

――その場合、やはり先輩が…

三浦　あれ？ どうなんですか…？
小池　言われなくてもおごるから！（笑） 一緒に新宿二丁目もね（笑）。



【プロフィール】
小池徹平（こいけ・てっぺい）／1986年1月5日生まれ。大阪府狭山市出身。B型。2001年、第14回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリ受賞。ウエンツ瑛士と組んだデュオWaTとして2005年、『僕のキモチ』でメジャーデビュー。2008年の映画『ホームレス中学生』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。舞台では昨年『デスノート The Musical』でL役を演じ高い評価を得る。今年は『キンキーブーツ』に加え、『1789 バスティーユの恋人たち』にも主演。映画『サブイボマスク』の公開も控える。
【ブログ】http://teppei.fanmo.jp/blog.php
【モバイルサイト】http://teppei.fanmo.jp/

三浦春馬（みうら・はるま）／1990年4月5日生まれ。茨城県出身。AB型。2006年、『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演。翌2007年の映画『恋空』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2008年の『ブラッディ・マンデイ』（TBS）で連続ドラマ初主演を果たした。映画『永遠の0』、『進撃の巨人』など話題作に次々と出演する一方、舞台では地球ゴージャスや劇団☆新感線の作品に客演。昨年は『地獄のオルフェウス』にも出演し注目を浴びた。
【スタッフTwitter】@miuraharuma_jp


■ブロードウェイ ミュージカル『キンキーブーツ』

東京公演：7月21日（木）〜8月6日（土）　新国立劇場 中劇場
大阪公演：8月13日（土）〜8月22日（月） オリックス劇場
【スタッフ】
脚本：ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞：シンディ・ローパー
演出・振付：ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本：岸谷五朗
訳詞：森 雪之丞
【キャスト】
小池徹平、三浦春馬、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた
飯野めぐみ、白木美貴子、施鐘泰(JONTE) 他

東京公演チケット：発売中
大阪公演チケット：6月11日（土）10：00より発売

今年10月にはブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」＜来日版＞を上演！
詳細はこちら！⇒http://www.kinkyboots.jp/

■この記事を読んだ人にオススメ！
・古川雄輝が大胆告白 30歳を前にイメージを「ぶち壊したい」
・高杉真宙 若きカメレオン俳優に迫るブレイクのとき 「僕じゃなきゃダメだと言われたい」
・野村周平、同世代へのライバル意識はなし あるのは「負けてない」という自信！

★★小池徹平さん＆三浦春馬さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント★★

今回インタビューさせていただいた、小池さん＆三浦さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

■応募方法：ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー＆以下のツイートをRT


■受付期間：4月11日（月）12：00〜4月17日（日）12：00

■当選者確定フロー
・当選者発表日／2016年4月18日（月）
・当選者発表方法／応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
・当選者発表後の流れ／当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから4月18日（月）中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。4月21日（木）までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。

■キャンペーン規約
・複数回応募されても当選確率は上がりません。
・商品発送先は日本国内のみです。
・応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
・応募内容、方法に虚偽の記載がある場合や、当方が不正と判断した場合、応募資格を取り消します。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることができません。
・商品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。
・本キャンペーン当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。
・個人情報の利用に関しましてはこちらをご覧ください。