YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が、「元ヤクザに政治家とは」と題した動画を公開した。元ヤクザで在日コリアンの橋本孫美(キム・ホンチ)氏が登場し、自身の壮絶な過去と、日本で政治家を目指すに至った意外な動機を赤裸々に語った。

動画では、橋本氏がヤクザの世界から足を洗った後のエピソードを展開。「帰る場所がなかった」と語る彼が政治に触れたきっかけは、当時の親分から自民党の常任幹事を紹介され、そのボディガードのような役割を務めたことだったという。橋本氏は、その経験を振り返り「あたかもクリーンな顔をして裏の仕事をするのが政治家」と皮肉交じりに表現。「ヤクザの親分が自民党の幹事を紹介した」という事実自体が、政治への関心を抱く入り口になったと明かした。

出馬当初は「38度線をぶっ壊せ」という過激な公約を掲げ、ポスターを破られるなどの反発も受けた橋本氏。しかし、「売名」との批判に対しては「インパクトだけなら裸踊りでもして事件になればいい」と一蹴。「誰かが命を懸けて覚悟を決めないと、誰もついてこない」と、日本、韓国、北朝鮮の三国の架け橋になりたいという真剣な思いを吐露した。現在は毎朝の辻立ちを3年間継続しており、「最初は怖がって目を合わせなかった中学生が、3年経って笑顔で挨拶してくれるようになった」と、地域活動を通じた確かな手応えを語った。

自身の出自や過去を「生きてる糧の礎」と肯定し、日本国への貢献を誓う橋本氏。その異色の経歴と熱量に、インタビュアーのパクくんも深く聞き入る様子が印象的な対談となっている。