救命救急の仕事をするには、どんな態度が必要か。鳥取大学医学部附属病院の高度救命救急センター看護師の宮脇貴浩さんは「私が救急集中治療室に異動後、体重200キロの引きこもりの男性が搬送されてきた。その彼から『しんどいから、殺してくれ』と言われこともあったが、歩いて病院を後にしていった。そのとき、この仕事に就く人間に求められるものを悟った」という――。※本稿は、鳥取大学医学部附属病院広報誌『カニジル 18杯目