観光庁が発表した1〜9月の訪日外国人客の消費額は、年末まで3か月残して年間の過去最高をすでに更新した。円安を背景に訪日客が増え、宿泊費や買い物代が増えたためだ。ただ欧米の観光大国と比べると消費額は少ない。東京や大阪に集中する訪日客の消費を全国に波及させるため、いかに地方に富裕層を呼び込めるかがカギを握る。(鈴木瑠偉)東京、大阪・京都で消費額の6割山陰有数の観光地、鳥取砂丘では2026年の開業を