日本銀行が19日発表した資金循環統計(速報)で、6月末時点の家計の金融資産は前年より4.6%増の2212兆円となり、6四半期連続で過去最大となった。株高の流れが続いたことや、NISA(少額投資非課税制度)の新制度で投資信託を買う人が増え、残高が伸びた。資産別にみると、株式が15.6%増の301兆円、投資信託が27.1%増の128兆円で、いずれも過去最大だった。現金・預金は0.8%増の1127兆円で全体の過半を占めた。ただ、キャッシ