年を重ねてもイキイキと健康で毎日を過ごしたいというのは誰もが思うところだろう。しかし、「80歳」を境にガクッと体が衰えてしまう。いわば「80歳の壁」が存在する。老年精神科医の和田秀樹氏は、長年この「壁」と向き合い考察をしてきたという。もちろん、医学的、生物学的な理由も多々ある。だが、和田氏は「80歳」という節目に最大の原因があるのではないかと考えている。「80歳になったから習い事をやめる」などというように