ミシガン州立大学の研究者はNASAの望遠鏡を利用して、ブラックホールの非常に近くを周回する恒星を発見しました。地球から1万4800光年先に存在するこの白色矮星の連星「X9」は球状星団「47 Tucanae」に存在し、わずか地球と月の2.5倍の距離をブラックホールに引っ張られながら周回しているのです。チャンドラX線観測衛星を利用した観測では、この白色矮星はブラックホールの周りを28分の周期で公転しています。また最終的には