今や宇宙大国の地位を確かにしつつある中国。その中国が、探査機「嫦娥5号」による月サンプルリターン(土壌などの地球への持ち帰り)を年内にも行うことを、国営メディアを通して発表しています。人民日報によれば、中国国家航天局は現在開発中の嫦娥5号を8月以降に打ち上げが可能な状態にします。打ち上げは中国南部の海南島の文昌衛星発射場から「長征5号」ロケットを利用。またミッションは月面への着陸からサンプル採取、