2015年の四国高校野球を一言で書き表せば「悪戦苦闘」。この4文字に尽きる。探求と徹底で、ある程度の実力差は埋められるセンバツでは21世紀枠・松山東(愛媛)の健闘が光った一方で、実力がより問われる夏は37年ぶりに4校初戦敗退。その屈辱をベースに始まった秋には一筋の光明も見えつつある。そこで四国地区からはあえて、そのテーマに沿い収穫と課題が如実に出た「ベストゲーム」5試合をピックアップして紹介していきたい。5