バドミントン混合ダブルスで注目を集める池田信太郎&潮田玲子による通称イケシオ。九州国際大付属高校の先輩後輩でもある二人は、今年4月のペア結成後、9月の全日本社会人選手権で国内戦初優勝を果たしたが、10月の海外遠征では思うような結果を残せず、12月には正念場となる全日本総合での優勝を目指す。

フジテレビ「すぽると!」(1日放送分)では、苦戦を続けながらも現状打破を誓うイケシオに迫った。同番組のインタビューに、「男女のダブルスで染み付いた動きというのがあるので、その辺をどれだけ切り離してミックスの動きにするっていうのが、まだまだ大変なところ」と課題を挙げた池田。一方、ラリー中心の女子に比べ、ミックスでは男子の強打を受けることにもなる潮田は、「どんどん自分が狙われるんですけど、3発4発打たれた時に、どうしても崩れてしまうというのを感じていて、もっとディフェンスを強化する」と意気込んだ。

また、池田が「どちらもミスるときはあるので、その時にちゃんと声をかけたり、コミュニケーションをどうとれるか。集中力を切らさないようにとか、そういうところが大事」と語れば、潮田も「そこは年齢も関係なく、一緒に声を掛け合いながらやっていきたい」と同調するなど、男子同士・女子同士に比べれば、男女の壁が隔たりとなるミックスでのコンビプレーや意思の疎通も、先輩後輩のコミュニケーション力で打破する構えだ。

12月には、結果を求められる全日本総合出場を控えるが、インタビューの最後、潮田は「4月から結成して一番最初の目標に立てていた大会なので、優勝目指して頑張りたいです」と控えめに話した。