「ヤマルと同等のレベル」驚異の“550本”。過去3人しかない偉業達成が確実の19歳スペイン代表DFの素顔。バルサU-12時代には“あり得ない事態”も…【W杯】
ラミネ・ヤマルは、クバルシのプレーが激しいものの悪質ではないと日頃から語っている。バルセロナの下部組織「ラ・マシア」で共に育ったふたりは、アルゼンチンとのワールドカップ決勝に10代コンビとして先発出場することが確実視されているが、彼らの前にその舞台に10代で先発したのはペレ、ジュゼッペ・ベルゴミ、エムバペの3人しかいない。
クバルシは常に周囲の予想を上回るスピードで成長を遂げてきた。彼がまだアレビン(U-12)に所属していた頃、現在もサプライヤー契約を結んでいるスポーツメーカーは早期の契約締結に踏み切っており、彼の代理人も、この年齢でセンターバックという守備的なポジションの選手と契約するのは通常ではあり得ない事態だったと振り返る。
ピッチ内で特別な輝きを放つ一方で、ピッチ外では頑ななまでに平凡な私生活を送っている。バルサの選手を除けば代表チームにおいて彼が最も親しいのはミケル・オジャルサバルとマルティン・スビメンディであり、彼らもまたメディアへの露出を嫌い、静かにフットボールと向き合っている。
現在はバルセロナで実の姉と共に静かに暮らしている。身体にタトゥーはなく、クラブから支給された車を運転して自宅と練習場を行き来する日々だ。会見やインタビューで言葉を慎重に選ぶ様子はカルレス・プジョールの系譜を引くものであり、この元キャプテンに自身の理想を重ねている。
周囲の関係者は、ピッチ外の喧騒から切り離すフィルターを持っていると証言する。噂話には一切関心を持たず、批判的な声に耳を傾けることもない。地元の小さなクラブを離れた当時と変わらないスタンスで競技に向き合い、試合が終わればすぐに家族や友人のいるプライベートな空間へと戻っていく。

