裸で食事させ放置、利用者死亡 障害者施設で虐待、高知県が処分

高知県は27日、同県四万十市の障害者支援施設「レジデンスわかふじ」で、利用者にシャワー室で裸のまま食事をさせ、長時間放置し死亡させた虐待があったとして、6月1日から3カ月間の新規利用者受け入れ停止の行政処分にした。
施設側は「誠に遺憾だ。反省し、改善に努める」とコメント。虐待に関与した職員3人の懲戒処分を検討するとしている。
県警は業務上過失致死の疑いも視野に入れ捜査している。
県や施設によると、利用者は1月9日午後7時ごろ、施設2階のシャワー室で、シャワーを浴びる際に必要な見守り支援を受けないまま約1時間放置されている間に死亡した。翌10日に施設長が県に報告し発覚した。
利用者が以前住んでいた自治体が、障害者虐待防止法に基づき施設職員への聞き取りなどを実施し、身体的、性的、心理的虐待や放棄・放置といった4種類の虐待を認定し県に報告。県は報告を受け実施した監査を基に「常習性はない」と判断した。死因は把握していないとしている。

