オーストラリア戦に向けて調整する日本代表・伊東(撮影・堀内翔)

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 サッカー日本代表は14日、北中米W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(15日、埼スタ)に向けて試合会場で前日練習を行った。主将のMF遠藤航(31)は体調不良のため欠席。明日の出場は不透明な状況にMF伊東純也(31)は「やっぱキャプテンなんで、明日どうなるかわかんないですけど。いないのはやっぱ少し戦略的には痛いかなと思います」と言及した。

 伊東は遠藤と同い年で、チームではDF長友、DF谷口に次ぐ年長者だ。チームとして記者から主将代役の可能性について問われると「俺がですか!?それはないですね」と笑顔で否定した。プレーでチームを引っ張るつもりだ。

 オーストラリア代表とは09年W杯予選以来、敗れていない。伊東が代表だった前回の最終予選でも2連勝している。「最近負けてないんで、いいイメージでできるかなと思います」と強気に宣言。ただ、慢心はしない。オーストラリアは高身長の選手が多く、個々の能力も高い。「やっぱ大きい選手がいるんで、セットプレーとかやっぱ集中しないといけないかなと思います」と警戒心を強めた。