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 13日に行われたシカゴ・マラソンの女子で驚異の世界新記録が誕生した。

 19年世界選手権女王のルース・チェプンゲティッチ(30=ケニア)がマークしたのは、2時間9分56秒。ティギスト・アセファ(エチオピア)が23年9月にマークした2時間11分53秒の従来の記録を2分近く更新し、女子で初めて2時間10分切りの「サブ10」を達成した。

 衝撃のレコードに、男子マラソンの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)も反応。自身のX(旧ツイッター)を更新し、「女子マラソンもサブ10の時代に突入しましたね」とし、「ハーフマラソン(62分台)や10000m(28分台)の世界記録水準からすると、マラソンも条件が整えばサブ10はできると思っていました」と続けた。

 「何故ならサブ10で18回走った私のハーフマラソンのPBは62分台ですし、10000mのPBは29分台ですから、、、」。川内はマラソンの自己ベストはは2時間7分27秒でサブ10を18回マークしているが、1万メートルは29分2秒、ハーフは1時間2分13秒にとどまる。