リバプールのオファーを断ったスビメンディ(右)。(C)Getty Images

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 リバプールは今夏、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディに獲得オファーを出した。遠藤航にとっての新たなライバルになると見られたが、移籍は実現せず。EURO制覇に貢献した25歳のスペイン代表MFは、引き続き久保建英と共にソシエダで戦うこととなった。

 ただ、そのソシエダは絶不調だ。今季開幕からの全公式戦8試合でわずか1勝しか挙げられておらず、ラ・リーガで16位に沈んでいる。

 そうしたなか、冷ややかな意見を飛ばしたのが、リバプールOBのグレン・ジョンソン氏だ。南アフリカ・ワールドカップにも出場した40歳の元イングランド代表DFは、『Betfred』で次のように語った。
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「クラブに忠誠を誓った決断には敬意を表したい。リバプールから話を持ち掛けられたら断るのは難しいからね。誰もがそこでのプレーを望んでいる。だから断ったのには驚いたよ。

 特にレアル・ソシエダがラ・リーガで苦戦している現状を考えれば、彼が決断を後悔していると報じられるのもよく理解できる。プレミアリーグのタイトルに挑戦できたかもしれないのに、その代わりにラ・リーガで残留争いをしているのだから」

 アルネ・スロット新監督が率いるリバプールは、ここまで7戦6勝と絶好調。ソシエダとは対照的なスタートとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部