Jクラブの大敗惨事「不可思議だ」 日韓激突に“ライバル国”反応「中国の苦しみが分かっただろう」
横浜FMがACLE第1節でまさかの7失点
横浜F・マリノスは9月17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第1節で光州FC(韓国)と対戦し、3-7で大敗した。
日本と韓国のクラブが激突した一戦に、中国メディアや識者も反応している。
試合は前半2分、光州MFヤシル・アサニのゴールで横浜FMが先制点を献上。同15分にはMFオ・フソンのヘディング弾で早くも2点差をつけられる。
横浜FMは前半34分にFWエウベルのダイレクトボレーで反撃も、後半10分に光州のヤシル・アサニがこの日2点目。横浜FMもその4分後にエウベルのゴールで1点差に詰め寄ったが、そこから4失点を喫して3-7というよもやの大敗となった。
怪我人や出場停止でベストメンバーを組めなかった事情があるとはいえ、昨年準優勝チームの大敗は国外でも大きな話題を呼んでいるようだ。
アジアサッカーを30年以上取材する中国人ジャーナリストの馬徳興(マー・デーシン)氏は、自身のSNSで「不可思議だ。光州FCが横浜F・マリノスに7-3で勝った。なんだこれは」と驚きを告白。さらに、「横浜は控え主体だった」「日本代表はほとんど欧州へ、国内に残っているのはそれほど大したことない」といった見解を綴った。
また、中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で韓国サッカー関連情報を配信するメディア「泡菜足球(パオツァイズーチュウ)」も横浜FM対光州に反応。光州に対しては、「効率で上回った。ロングパスは66本、うち40本が成功。横浜FMは42本で成功は20本のみだった。ロングパスは光州の大きな武器だ」と評価した。
一方、横浜FMには「横浜の選手たちは、中国代表の苦しみが分かっただろう」と、先日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選での一戦を引き合いに、7失点という“惨事”に触れている。(FOOTBALL ZONE編集部)