24NFL第2週、マイアミ・ドルフィンズ対バッファロー・ビルズ。タッチダウンを喜ぶマイアミ・ドルフィンズのQBトゥア・タゴバイロア(2024年9月12日撮影)。(c)Megan Briggs/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、マイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)のQBトゥア・タゴバイロア(Tua Tagovailoa)は17日、負傷者リスト入りして長期離脱することが決まった。タゴバイロアは何度も脳振とうを起こしており、引退を勧告する声も出ている。

 負傷者リスト入りしたことで、タゴバイロアは4試合を欠場することになる。ドルフィンズは10月のシーズン第6週に試合がないため、復帰できるのは最短でも10月27日のアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)戦となる。

 タゴバイロアは12日のバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)戦で相手選手と激しく衝突し、脳振とうによる負傷交代を強いられた。タゴバイロアは2022年にも数回の脳振とうを起こしており、正式に報告されるのは今回が3回目。昨季は大きなけがなく乗り切ったが、今回の負傷で選手や元選手から改めてタゴバイロアの将来を危ぶむ声が出ている。

 ドルフィンズのマイク・マクダニエル(Mike McDaniel)ヘッドコーチ(HC)は、タゴバイロアの今後について「トゥアのキャリアに関しては、彼が自分で話すことが最優先だ」「私としては、人としての毎日の健康を心配している。トゥアのキャリアなのだから、彼自身に話してもらいたいと思っている」と明言を避けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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