ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

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ベッツとアルビーズが“2番打者”を語る

 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が司会を米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の番組「On Base with Mookie Betts」が15日(日本時間16日)に新たに公開され、ベッツとブレーブスのオジー・アルビーズ内野手が大谷について語った。

 大谷は前人未踏の「50-50」(50本塁打、50盗塁)に近づいている。ベッツは「チームメートがあれだけいい選手であれば粗探しをするかい? 僕は『君はこれだけすごいんだね』って、認めるようにしているんだ。崇める、と言ってもいいかな。『お前はすごいから、このままで(ずっと)行けって』感じだよ」「なぜなら、私たちが勝てる理由は彼らにあるからだ」と大谷に向ける視線を明かした。

 アルビーズは、昨年「40-70」でナ・リーグMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.外野手とチームメート。圧倒的なパフォーマンスを見せる選手がチームメートにいるが、ベッツの意見に同調。「(自分より才能が上回っていることは)どうすることもできないことだよ。『君は私より優れているよ』って、感じだね。だから、そのことを(私は)認めるんだ」と笑顔で明かした。

 昨年、2番打者として78試合に出場したアルビーズ。1番はアクーニャJr.が務めており、大谷の後を打つベッツと似たような立ち位置だった。

 以前、同番組でベッツは「僕は2番を打つから、彼(大谷)が盗塁するかもしれないから、僕は(バットを)振っていいのかもわからないんだよ」と胸の内を明かしていた。アルビーズは「去年、彼が出塁した場面で『(盗塁をしたいから)最低でも1球か2球見送ってくれ。俺は行くから』と言われたんだ。(僕はアクーニャに)行ってくれよ! 私は2ストライクで打っても構わないんだと返してやったよ!」と昨年を振り返った。(Full-Count編集部)