9回、中野(右)のサヨナラ打に歓喜する才木(中央)と大山(撮影・中田匡峻)

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 「阪神4−3広島」(14日、甲子園球場)

 阪神の中野拓夢内野手が九回にサヨナラとなる中前適時打を放った。お立ち台では「水をかけられるのが嫌だったので必死に逃げましたけど」と逃げ回ったが、満面の笑みで“捕まえた”のは大山悠輔内野手だ。

 サヨナラヒットを放って一塁を周り、二塁に向かっていた中野。直後、水を持って背後に迫るチームメートたちの雰囲気を察したのか、グルリと回転して右翼方向へ逃げた。だが中団に位置していた大山に捕まる形となり、満面の笑みでペットボトルの水をかけられた。

 才木も満面の笑みを浮かべて中野のもとに。最後は「ユニホームはびしょびしょになりましたけど、うれしい気持ちです」と語っていた。