とちぎテレビ

日光市で江戸の街並みを再現したテーマパークを運営する会社が、弓を使った馬術など武士の文化を今に伝える施設を完成させ、8日に関係者にお披露目しました。

世界遺産、日光東照宮からほど近い場所に完成した施設は、市内のテーマパーク・江戸ワンダーランド日光江戸村が、鎌倉時代から800年以上続く武士の習わしの代表的な流派・「小笠原流」を継承しようと作りました。

江戸村では、小笠原流の礼儀作法を社員教育として取り入れていて、その教えを学べる弓道場や馬場が開設されるのは、県内で初めてになるということです。

お披露目会では、こうした伝統文化の発信拠点のオープンを祝い、流鏑馬などの神事が行われました。

この施設では、一般の人向けに小笠原流の弓道や流鏑馬など、武士の文化を体験できるプログラムを行っていて、今後初心者向けのものも始める予定です。