京都市内のホテルがイスラエル人の宿泊拒否 「軍の関係者」と一方的に判断 市が行政指導
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京都市内のホテルが、イスラエル人男性を「軍の関係者」とみなし、宿泊の予約を断っていたことがわかりました。旅館業法に違反するおそれがあるとして、市は6月20日にホテルに対して行政指導しました。
京都市によりますと、市内にあるホテルは6月、宿泊予約をしたイスラエル人男性を「軍の関係者」と一方的に判断し宿泊を断ったということです。
6月17日、「SNSでイスラエル人男性が宿泊を断られた投稿が拡散されている」という情報が市に寄せられたため市が聞き取りを行ったところ、ホテルは事実を認めたということです。
宿泊施設が正当な理由なく宿泊を断ることは旅館業法に違反するおそれがあり、市は6月20日、再発防止などを求める行政指導を行いました。
ホテルの運営会社は「宿泊させなかったことは認めるが、詳細は答えられない」としています。